** 第一章 [はじめに] 音声パソコンとは、画面読み上げソフト[スクリーンリーダー]を使って キー操作で[Windowsパソコン]を操作するものです。 そのためにはいくつかの設定を変更する必要があると思います。 その1つが[クラシック画面]にすることです。 クラシック画面とは、[Windows 2000]以前の画面表示形式のことで、 スタートメニューや、コントロールパネル、デスクトップ内などの項目が、縦一列に並び表示されます。 従って、上下矢印キーだけで、目的の項目を探すことができるようになります。 [Windows 2000]以降では縦一列に並ぶ、クラシック表示ではなく、 縦横、何列かに並んで表示する[スタートメニュー画面]形式で出荷されています。 スタートメニュー画面では、上下左右の矢印キーを使って目的の項目を探さなくてはいけなくなってしまいます。 見える方は、画面を見て目的の項目を探すことができますので[クラシック画面]でも[スタートメニュー画面]でも、 どちらでも影響はないと思いますが、音声ソフトを頼りにキー操作のみでパソコンを操作する者にとっては、 上下矢印キーだけで項目を探すことができるのは、とても便利です。 また、フォルダオプション内の設定において[拡張子]を表示させる設定にすることも、とても大事になります。 [登録されている拡張子は表示しない チェック] この項目のチェックを外すことにより、見える方は[アイコン]で判断している[文書ファイル・音楽ファイル・画像ファイル]などのファイルの種類が、 [txt][mp3][jpeg]といった[拡張子]が表示され、ファイルの種類を特定することができるようになります。 このような設定変更をすることにより、音声を頼りでのパソコン操作がより快適となります。 なお、[クラシック画面]の設定法・[フォルダオプション]の設定法につきましては、 http://kyusta.net/ [Qスタ−視力障害者のためのパソコン資料館]→[各種設定]→ [クラシック画面の設定]・[フォルダオプションの設定]を参照してください。