「XPリーダーの解説」 XPリーダーの設定画面を開くと、「音声」・「なめらか読み」・「カレット移動時の読み」 ・「かな漢字変換時の読み」・「全般」・「エクセルの読み」・「6点入力」・「点字ディスプレー」の項目があります。 最初のフォーカスは、「音声のタブ」にありますので、タブキーで各項目をたどり「音声」の設定を行ってください。 * 速度:のエディット 7    9段階で音声の速さを変えることができます。    [1]から[9]までの数値を入力するか、上下矢印キーで変更できます。 * 高さ:のエディット 5    9段階で高さを変えることができます。    [1]から[9]までの数値を入力するか、上下矢印キーで変更できます。 * 句読点での間:のエディット 1    9段階で句読点での間を変えることができます。    [1]から[9]までの数値を入力するか、上下矢印キーで変更できます。    (終わりにつける句点「。[まる]」と、文中の意味の切れ目の読点「」の間の変更ができます。 * アクセントの強さ:のエディット 5    10段階でアクセントの強さを変えることができます。    [0]から[9]までの数値を入力するか、上下矢印キーで変更できます。 * 音量:のエディット 15    20段階で音量の大きさを変えることが出来ます。    [1]から[20]の間での数値を入力するか、上下矢印キーで変更できます。 * 声質のラジオボタン 男声    [男声]/[女声]/[ロボット]声の3種類から声質を選ぶことができます。    上下矢印キーで変更できます。 * OKのプッシュボタン * キャンセルのプッシュボタン * デフォルトに戻すのプッシュボタン    XPリーダーをインストールした直後の標準の状態に戻ります。 変更したときには「適用」でエンターし、タブキーで「音声のタブ」まで行き、右矢印キーを一度押し「なめらか読みのタブ」に移り、 タブキーで各項目をたどり「なめらか読み」の設定を行ってください。 * 英字の大文字/小文字の区別のチェックボックス チェック なし    英字の大文字と小文字を区別すると、例えば、単語の1文字目だけ大文字で2文字目以降が小文字の[Windows]という語が、   「ウィンドウズ」という読みで辞書に登録されていても、    全て小文字である[windows]は、「ウィンドウズ」とは読まずにスペル読みします。    なお、英文字の全角と半角は区別せずに読みます。 * 英字の読み方のラジオボタン 自動    [自動]読みを選択すると、綴りから読みを推測して読み上げを行います。    [スペル]読みを選択すると、システム辞書に登録してある単語以外は、スペル読みをします。 * 数字の読み方のラジオボタン 桁読み    [桁読み]を選択すると、数字を桁読みします。     [棒読み]を選択すると、すべての数字を棒読みします。 * 記号の読み上げのチェックボックス チェック なし    記号の読み上げをチェックすると、kigou.dicファイル(テキスト形式)に記されている記号を読み上げます。    なお、このファイルを編集すれば、読み上げる記号をユーザ自身が設定できます。    また、記号の読み上げにチェックをつけると、[制御コードの読み]の項目が表示されます。     制御コードの読み上げをチェックすると、CR(復帰)やLF(改行)といった制御コードも読み上げるようになります。 * なめらか読み辞書への登録 ピッピッピのプッシュボタン    [なめらか読み辞書登録]のダイアログボックスが開き、ユーザ辞書へ新しい読みを登録することができます。    [語句]と(読み]を入力し、[品詞]を選択し、[登録]でエンターし確定します。    [語句]は15文字以内の全角文字、[読み]は16文字以内の半角カナで入力してください。    [読み]の文字列中に1箇所だけアクセント記号(0x27)を付けることができます。    アクセントのある文字の後ろに「'」(シングル閉じ記号)を挿入してください。    (DOS/VキーでShift プラス 7のキーで入力出来ます。) * なめらか読み辞書メンテナンス ピッピッピのプッシュボタン    [なめらか読み辞書メンテナンス]のリストを持つダイアログボックスが開きます。 * なめらか読み辞書マージ ピッピッピのプッシュボタン    [テキストファイルからの一括登録]のダイアログボックスが開きます。    テキストファイルから一括登録するには、登録したいデータが入っているファイルのファイル名を[入力ファイル]のエディットに入力します。    入力ファイル フォーマットは、各行が[語句]、 [読み]、[品詞]で、品詞省略時は[サ変名詞]として扱われます。 * なめらか読み辞書ファイル出力 ピッピッピのプッシュボタン    [テキストファイルへの一覧出力]のダイアログボックスが開きます。    [出力ファイル]のエディットにファイル名を入力してください。 * なめらか読み辞書交換 ピッピッピのプッシュボタン    読み上げ辞書を交換する事が出来ます。 * OKのプッシュボタン * キャンセルのプッシュボタン * デフォルトに戻すのプッシュボタン    XPリーダーをインストールした直後の標準の状態に戻ります。 変更したときには「適用」でエンターし、タブキーで「なめらか読みのタブ」まで行き、右矢印キーを一度押し「カレット移動時の読みのタブ」に移り、 タブキーで各項目をたどり「カレット移動時の読み」の設定を行ってください。 * 漢字の読みのラジオボタン 詳細読み    [詳細読み]/[音訓読み]/[簡易読み]の3種類の中から、上下矢印キーで漢字の読み方の選択ができます。    (例) 「栃木」の読み上げは以下のようになります。    [詳細読み]−−"とちぎけんのとち"・"くさきのき"・"もくようびのもく"。    [音訓読み]−−"まんき"・"もくき"。    [簡易読み]−−"とち"・"も"く。 * フォネティック読みのチェックボックス チェック なし チェック[On]では、「C」の場合、「キャット」と読み上げます。 * 詳細読みのチェックボックス チェック    チェック[On]では、左右矢印キーでテキストを1文字ずつ読み上げをさせたときに、    漢字以外の文字について半角/全角、ひらがな/カタカナなどの、文字種の違いを音声で説明します。    (例)、[ゼンカク]・[ゼンカクカタカナ]・[ゼンカクオオモジ]などの説明を付けて読み上げをします。    但し、XPリーダーにはCtrl プラス Alt プラス Hキーにより、カレット右側の1文字を詳細読みで説明する機能もあります。    この機能を使う事により1文字に限って、詳細な説明を得ることができます。 * 全角と半角の区別のラジオボタン 男女で区別    [区別しない]/[男女で区別]/[高低で区別]の中から、上下矢印キーで選択できます。 * 全角カタカナと全角ひらがなの区別のラジオボタン 高低で区別    [区別しない]/[男女で区別]/[高低で区別]の中から、上下矢印キーで選択できます。 * 英文字の大文字と小文字の区別のラジオボタン 高低で区別    [区別しない]/[男女で区別]/[高低で区別]の中から、上下矢印キーで選択できます。 * カレットの上下移動時のラジオボタン 行末まで読む    [行末まで読む]/[1文字だけ読む]のいずれかを上下矢印キーで選択できます。    [メモ帳]/[ワードパット]などで右側の文字から行末まで読むか、カレットの右側の1文字だけ読むかを指定できます。 * Deleteによる文字削除時の読みのラジオボタン 削除した文字    [削除した文字]/[削除後のカレット位置の文字]のいずれかを上下矢印キーで選択できます。 * 文字属性の読みのチェックボックス チェック なし     チェック[On]では、文字の書体とポイント数を読み上げます。    (例)、「MS P明朝 10ポイント」等と読み上げます。 * OKのプッシュボタン * キャンセルのプッシュボタン * デフォルトに戻すのプッシュボタン    XPリーダーをインストールした直後の標準の状態に戻ります。 * [男/女の声の別による読み分け]   [全角と半角の区別]では、全角は男の声で読み、半角は女の声で読み上げます。   [全角カタカナと全角ひらがなの区別]では、全角カタカナは男の声で読み、全角ひらがなは女の声で読み上げます。   [英文字の大文字と小文字の区別]では、英文字の大文字は男の声で読み、小文字は女の声で読み上げます。    [全角カタカナと全角ひらがなの区別]と[英文字の大文字と小文字の区別]は、同じ区別の仕方(男女で区別または高低で区別)ができますが、 [全角と半角の区別]と[全角カタカナと全角ひらがなの区別]、または[英文字の大文字と小文字の区別]は同じ区別ができません。    同じ区別方法が指定された場合には、[全角と半角の区別]の区別法が優先されます。 * [高/低による読み分け] [全角と半角の区別]では、全角はデフォルトの音声で読み上げます。 半角は、デフォルトより4段階ピッチを上げた音声で読み上げます。 デフォルトのピッチが6以上の場合には、半角はピッチ9で読み上げを行います。 [全角カタカナと全角ひらがなの区別]では、全角ひらがなはデフォルトの音声で読み上げます。 全角カタカナは、デフォルトより4段階ピッチを上げた音声で読み上げます。 デフォルトのピッチが6以上の場合には、全角カタカナは、ピッチ9で読み上げを行います。 [英文字の大文字と小文字の区別]では、英文字の大文字はデフォルトの音声で読み上げます。 小文字は、デフォルトより4段階ピッチを上げた音声で読み上げます。 デフォルトのピッチが6以上の場合には、小文字は、ピッチ9で読み上げを行います。 変更したときには「適用」でエンターし、タブキーで「カレット移動時の読みのタブ」まで行き、右矢印キーを一度押し「かな漢字変換時の読みのタブ」に移り、 タブキーで各項目をたどり「かな漢字変換時の読み」の設定を行ってください。 * かな漢字変換時の読みのラジオボタン 1文字説明読み    [なめらか読み]/[1文字説明読み]のいずれかを上下矢印キーで選択できます。    (例えば)、「今日は」を読み上げる場合    [なめらか読み]では−−"きょうは"、[1文字説明読み]では−−"こんにちのこん""ひにち""ひらがなは"。などと読み上げます。 * 漢字の読みのラジオボタン 詳細読み * フォネティック読みのチェックボックス チェック なし * 詳細読みのチェックボックス チェック * 全角と半角の区別のラジオボタン 男女で区別 * 全角カタカナと全角ひらがなの区別のラジオボタン 高低で区別 * 英文字の大文字と小文字の区別のラジオボタン 高低で区別 * ローマ字入力モードの読みのラジオボタン かな+キーエコー    [かな+キーエコー]/[キーエコーのみ]のいずれかを上下矢印キーで選択できます。    (例えば)、「栃木」を読み上げる場合に「T O C H I G I」と入力した場合    [かな+キーエコー]では−−"tochigi"、[キーエコーのみ]では−−"t o c h i g i"と、読み上げます。 * OKのプッシュボタン * キャンセルのプッシュボタン * デフォルトに戻すのプッシュボタン    XPリーダーをインストールした直後の標準の状態に戻ります。 変更したときには「適用」でエンターし、タブキーで「かな漢字変換時の読みのタブ」まで行き、右矢印キーを一度押し「全般のタブ」に移り、 タブキーで各項目をたどり「全般」の設定を行ってください。 * XPReaderの音声出力のチェックボックス チェック    一時的に音声出力を停止したい場合には、Altキー プラス Pauseキーにより音声出力を停止することができます。    また、一時的に停止した音声を再開したい場合には、Altキー プラス Pauseキーをもう一度押します。 * キーエコーのチェックボックス チェック なし    チェック[On]では、キーの名称を読み上げます。    (例えば]、「カーソル右、カーソル左、シフト、コントロール、エスケープ」などと読み上げます。 * クリップボードのチェックボックス チェック    チェック[On]で、クリップボードに新たな文字列が入るたびにその文字列を読み上げます。    切り取りやコピーを行なうときに文字列の確認をすることができます。 * マウスカーソルのチェックボックス チェック なし    チェック[On]で、マウスカーソルの移動に伴い、カーソルの下にある表示を読み上げます。 * プルダウンメニューのチェックボックス チェック    チェック[On]で、「プルダウンメニュー」の読み上げを行います。 * スタートメニューのチェックボックス チェック    チェック[On]で、「スタートメニュー」の読み上げを行います。 * かな漢字変換のチェックボックス チェック    日本語入力システムを使用してかな漢字変換を行うときの音声の[On/Off]の切り替えができます。 * Excelのチェックボックス チェック    チェック[On]で、[Excel]を読み上げます。 * 外部プログラムのチェックボックス チェック    XPリーダーが提供する読み上げ関数を使った外部プログラムによる読み上げの[On/Off]の切り替えができます。 * アイコンをタスクトレイに入れるのチェックボックス チェック    チェック[On]で、XPリーダーはタスクトレイに入ります。 * アクセスキー読み上げのチェックボックス チェック    チェック[On]で、アクセスキーの読み上げを行います。 * ホットキー読み上げのチェックボックス チェック    チェック[On]で、ホットキーの読み上げを行います。    アクセスキーとホットキーの両者が有効な場合 : 「貼り付け[P]/[コントロール プラス V]」    アクセスキーのみが有効な場合 : 「貼り付け[P]」    ホットキーのみが有効な場合 : 「貼り付け[コントロール プラス V]」 * Ctrl+Alt代替キーのコンボボックス CONTROL    CtrlキーとAltキーともう一つのキーの3つを同時に押すのは難しいので、任意のキーを数回押すことにより同時押しを代替します。    代替キーは[Ctrl+Alt代替キー]のコンボボックスの中で上下矢印キーで選択できます。    代替キーを押す回数は次の[回数]のエディットで指定します。    変更されていなければ、代替キーとして「Ctrl」が設定されています。 * X 回数:のエディット 3    Ctrl+Altキーを代替するために、代替キーを何回押すかを決定します。    [1]以上の整数値を入力するか、上下矢印キーで変更できます。    変更されていなければ回数には、[3]が設定されています。 * IE移動項目数:のエディット 10    IEのブラウザ内容を読み上げているときに、左右の矢印キーを押したとき、いくつ 項目をスキップさせるかの設定ができます。 * 音声モードのラジオボタン ステレオ    音声出力を[モノラル]と[ステレオ]のどちらで行うかを指定できます。 * 量子化ビット数のラジオボタン 16ビット    出力用サウンドボードの仕様に応じて[8ビット]または[16ビット]のいずれかを選びます。 * 1文字辞書への登録 ピッピッピのプッシュボタン    ユーザ辞書登録のダイアログボックスが開きます。    ユーザ辞書へ新しい読みを登録するには、[登録文字]、[詳細読み]、[簡易読み]を入力してから[登録]のプッシュボタンを実行します。    [登録文字]は1文字の全角文字または半角文字、読みは40文字以内の半角カナで入力してください。    読みの文字列中にアクセント記号(0x27)、息次アクセント記号(0x5E)、区切り記号(0x7C)、声立て記号(0x3B)を付けることができます。 * 1文字辞書マージ ピッピッピのプッシュボタン * 1文字辞書ファイル出力 ピッピッピのプッシュボタン * OKのプッシュボタン * キャンセルのプッシュボタン * デフォルトに戻すのプッシュボタン    XPリーダーをインストールした直後の標準の状態に戻ります。 変更したときには「適用」でエンターし、タブキーで「全般のタブ」まで行き、右矢印キーを一度押し「Excelの読み上げのタブ」に移り、 タブキーで各項目をたどり「Excelの読み上げ」の設定を行ってください。 * 読み上げ内容のラジオボタン 番地+内容    アクティブセルを移動したときのセルの読み上げ方を設定します。    [内容]を選択した場合は、セルの内容だけを読み上げます。    [番地]を選択した場合は、セルの番地だけを読み上げます。    [番地 プラス 内容]を選択した場合は、セルの内容と番地を読み上げます。    上下矢印キーで変更できます。 * 参照形式のラジオボタン A1    セルの番地の読み上げ方を設定します。    [R1C1]を選択した場合は、[R、行番号、C、列番号]と読み上げます。    [A1]を選択した場合は、列をアルファベット、行を数字で読み上げます。    3行5列目のセルの場合、[E3]と読みます。 * 表示形式のチェックボックス チェック    [Ctrl プラス Alt プラス O]を押したときに、現在のセル位置の書式内容の読み上げ設定になり、チェックボックスの入っている書式を読み上げます。 * 配置のチェックボックス チェック * フォントのチェックボックス チェック * 罫線のチェックボックス チェック * パターンのチェックボックス チェック * 保護のチェックボックス チェック * OKのプッシュボタン * キャンセルのプッシュボタン * デフォルトに戻すのプッシュボタン    XPリーダーをインストールした直後の標準の状態に戻ります。 変更したときには「適用」でエンターし、さらに「OK」でエンターすると、XPリーダーの設定は終わり、XPリーダーの設定画面は閉じます。