* 「パソコンの起動と終了」 ** パソコンの起動 電源スイッチを入れしばらくすると[Windows]の起動音がします。 その後にスクリーンリーダーの組み込まれた声が聞こえます。 私たち視力障害者はこのスクリーンリーダーが組み込まれてはじめてパソコンの操作が可能となります。 ですから、スクリーンリーダーが 組み込まれました の音声ガイドを聞いて[windows]とスクリーンリーダーが使える状態になったことを知ります。 ■パソコンの終了 パソコンの電源を切るには、家電製品のように電源スイッチを切ってパソコンを終了させる訳には行きません。 電源スイッチを切っての終了はパソコンのトラブルの原因にもなりますし、パソコンが壊れる原因ともなります。 パソコンを終了させるときには、これで終了しますという信号を送ると[windows]が内部処理を終え、自動的に電源が切れるようになっています。 * キー操作での終了方法 1. スタートボタンを押し、上矢印キーを一度押し「シャットダウン」まで行きエンター。 2. 終了オプションのダイアログボックスが開きますので、上下矢印キーを終了方法の項目に合わせエンター。 終了方法には、「使用者名のログオフ ・ シャットダウン ・ 再起動 ・ スタンバイ ・ 休止状態」があります。 また、パソコンの終了作業を行なう前には必ず、開いているウインドウを全て閉じてから終了の作業を始めます。 いくつかのウインドウが開いている状態での終了作業もパソコンのトラブルの原因となります。 * 音声ソフトによる 開いているウインドウの確認法 XPリーダーでは、 * 現在開いているウインドウ名の読み上げ : Ctrl + Alt + A * 開いているウインドウ数の読み上げ : Ctrl + Alt + B * 開いているウインドウ名全ての読み上げ : Ctrl + Alt + C PCトーカー系では、 * 現在開いているウインドウ名の読み上げ : Ctrl + Alt + 1 * 開いているウインドウ数の読み上げ : Ctrl + Alt + B * 開いているウインドウ名全ての読み上げ : Ctrl + Alt + 2 パソコンの電源を切る前に、必ず開いているウインドウがない事を確認します。 上記の操作のメッセージの中で「0」であることを確認します。 また、複数のウインドウが開いているときには、Alt + Tabで画面を切り替えながら全てのウインドウを閉じて行きます。 全てのウインドウを閉じたことを確認したうえ終了作業を始めます。