* 「音声パソコンにおける基本的設定」 視力障害者が音声ソフトを使って快適にパソコンを操作するためにはいくつかの設定を行なう必要があります。 その1つが「クラッシック画面」にすることです。 「クラッシック画面」にすることにより、スタートメニューや、コントロールパネル、デスクトップ内などの項目が、縦一列に並びます。 従って、上下矢印キーだけで、目的の項目を探すことができるようになります。 「スタートメニュー画面」では、縦一列には並ばず、縦横、何列かに並び、 上下左右の矢印キーを使って目的の項目を探さなくてはいけなくなります。 見える方は、画面を見て目的の項目を探すことができますので「クラッシック画面」でも「スタートメニュー画面」でも、 どちらでも影響はないと思いますが、音声ソフトを頼りにキー操作のみでパソコンを使う者にとっては、 上下矢印キーだけで項目を探すことができるのは、とても便利になります。 また、フォルダーオプション内の設定において「拡張子」を表示させることも、とても大事になります。 「登録されている拡張子は表示しない チェック」 この項目のチェックを外すことにより、「拡張子」が表示されファイルの種類が特定できるようになります。 [exe],[txt],[mp3],[lzh],[zip]など。 又、「フォルダー」・「アプリケーション」・「ショートカット」などの項目を表示させる設定にすることにより、 各項目の確認ができ、パソコンを操作する上での判断ができるようになります。 このようにパソコン内の設定を行なうことにより、音声を頼りでの操作がより快適となります。 また、視力障害者にとってなくてはならない音声ソフトの設定や、メールソフトの設定を使用者に合わせ変更することにより、 より使いやすいものにすることができるようになります。